研究課題
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LC-MSによるチオール類と酸化ストレスマーカーのオフタルミン酸の一斉測定系を確立し、絶食時のマウスの血漿と肝臓ではグルタチオンが減少する一方で、オフタルミン酸は上昇することを明らかにした。本法を用いてxCT遺伝子欠損マウス由来マクロファージの解析を行った結果、この細胞は通常培養条件下においてシステインとグルタチオンが枯渇し、酸化ストレスが高い状態にもかかわらず、数日間生存できることがわかった。この結果はマクロファージがグルタチオンに依存しない細胞生存機構を有することを示唆する。また、一酸化窒素産生能はxCT遺伝子欠損により低下することが明らかになった。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 4件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)
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