研究課題/領域番号 |
16H06658
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
箕輪 佳奈恵 筑波大学, 芸術系, 特任助教 (60784915)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 美術教育 / イスラム / 芸術学 / 地域研究 / フィールドワーク / 南アジア / 中東 / 多文化 / 教育人類学 / 教育学 / 教科教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は、「美術教育を通したイスラムの実践」事例を、文献調査およびフィールドワークを通して広く収集し、それらとイスラムの教義とを対応させて構造化することによって、イスラム文化に即した美術教育構築のための基礎理論を生成することを目的としている。①イスラム諸国における美術教育の包括的な把握、②「美術教育を通したイスラムの実践」事例収集を見据えた予備調査、③イスラム文化に即した美術教育の理論化、以上3つの取り組みにより、上記研究目的の達成を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果が、ムスリムの子どもたちに適した美術教育の教材開発や授業実践の構想など、現実の教育現場での取り組みにつながると予想される。さらにそれは、イスラム圏の美術教育に向けた貢献にとどまらず、文化を尊重した教育モデルとして、多文化教育や教育開発など幅広い研究・実践分野に派生する可能性をもつという点において、学術的・社会的意義があると考える。
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