研究課題/領域番号 |
16H06702
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 首都大学東京 (2017) 東京大学 (2016) |
研究代表者 |
佐々木 雄一 首都大学東京, 社会科学研究科, 助教 (80779538)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 近代日本 / 陸奥宗光 / 競争 / 利益 / 代議政治 / 立憲政治 / デモクラシー / 明治初期の政治思想 / 政治学 / 日本史 / 民主政治 / 政策決定過程 |
研究成果の概要 |
本研究では、近代日本政治において競争や利益の観念がどのように捉えられ、実践されたのかを、陸奥宗光を中心に分析して明らかにすることを目指した。陸奥の思想形成という点では、従来論じられてきたような功利主義という特定の思想ではなく、実践的関心のなかからある種の思想が立ち現われてくることを、幕末・明治初期の思想潮流と重ね合わせながら明らかにした。そして、競争概念によって基礎づけられる代議政治は、陸奥が推進して日本でも生じつつあったがその死とともに終わり、調和を重視する伊藤博文が国政に政党を取り込んでいったことを示した。
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