研究課題/領域番号 |
16H06763
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤崎 万裕 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任助教 (80782169)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | フレイル予防 / 市民サポーター / 類型化 / 活動継続意思 / 住民主体活動 / フレイル / 虚弱 / 高齢者 / 予防 / 住民参加 |
研究成果の概要 |
本研究は、フレイル予防サポーターの活動参加動機による類型化と活動継続要因を明らかにすることを目的に実施した。まず、フレイル予防サポーターの活動参加動機による類型化では、先行研究のレビューおよびフレイル予防サポーター13名へのインタビュー調査を実施し、参加動機計16項目を抽出した。続く縦断質問紙調査では、参加者275名のデータから参加動機には、男女差があり、2因子構造をとること等が明らかとなった。データクリーニング等のデータセット作成作業が終わり次第、縦断質問紙調査の脱落者と追跡できた者、さらに追跡できた者のうち活動継続意向の程度によって研究参加者を層化し、今後詳細な分析を進める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで住民が主体となって行う活動(住民組織活動)に着目した先行研究では、一組織に限局した活動報告やインタビュー調査に留まっていた。一方、本研究は、全国で実施されているフレイルチェック活動を担うフレイル予防サポーターを調査対象とすることで、これまで先行研究では十分に考慮されてこなかった個人属性や地域特性の差異を分析結果として提示した。また、サポーター活動をより長く継続するための活動環境や活動条件を具体的に検討できる点で研究結果が今後社会で役立つ可能性が高いと考えられる。
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