研究課題/領域番号 |
16H06768
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
森田 彩子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (30595038)
|
研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 認知症予防 / 薬用植物 / 自覚的記憶障害 / MCI / 社会医学 / ソーシャルキャピタル |
研究成果の概要 |
薬用植物の栽培活用は、社会交流、脳の刺激、そして中~低強度の身体活動を日常的にもたらしている可能性がある。農村地域在住の65歳以上の高齢者を対象にインタビュー及び質問紙調査を行い、社会関係資本や認知機能に与える効果を質的及び量的に検証した。結果、町による栽培活用の普及振興事業は、多様な知識や技術を持つ住民同士を結びつけるネットワークとして機能しており、個人およびグループで薬用植物の栽培加工利用に関わることで構造的ソーシャル・キャピタルを強化できる可能性が示唆された。さらに薬用植物の栽培加工利用に興味を示したものの自宅で実践できていないものは、認知症のハイリスク群である可能性が示唆された。
|