研究課題/領域番号 |
16H06781
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
矢郷 哲志 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (00778243)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小児看護学 / 看護学 / 発達障害 / 社会情緒的発達 / 問題行動 / 幼児 |
研究成果の概要 |
本研究は、1歳から3歳未満の幼児の社会-情緒、行動上の問題のスクリーニング尺度である日本語版Brief Infant-Toddler Social and Emotional Assessment (BITSEA)の臨床応用を目指して、日本語版BITSEAの信頼性・妥当性の検討、標準得点・カットオフ値の設定に取り組んだ。無作為抽出によって得られたデータを二次的に分析し、尺度の内的整合性、再テスト法、評定者間信頼性、既存尺度(CBCL2/3及びPARS)との併存妥当性を検討し、日本語版BITSEAが十分な信頼性・妥当性を有する尺度であることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、発達障害や「気になる」子どもの問題は憂慮すべき問題となっている。本研究において、信頼性・妥当性が検証された日本語版BITSEAが今後、乳幼児健診、家庭訪問、小児科クリニックなどの臨床現場で幅広く活用されることで、社会-情緒、行動上の問題を有する子どもの早期発見・早期支援に繋がり、問題行動の増悪・二次障害の予防、養育者の育児不安・ストレスの軽減、親子の安定したアタッチメントの形成、更には児童虐待の予防に寄与することが期待される。
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