研究課題/領域番号 |
16H06784
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
平田 秀 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (60777613)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 言語学 / 日本語アクセント論 / 三重県 / 音韻論 / 日本語方言 / アクセント |
研究成果の概要 |
紀伊半島熊野灘沿岸地域諸方言のうち、5方言(尾鷲市尾鷲方言、同市古江方言、同市九鬼方言、同市須賀利方言、北牟婁郡紀北町長島方言)について現地調査を実施し、その共時的なアクセント体系について記述的な研究を実施した。 諸先行研究により、同地域には多様なアクセントをもつ諸方言が分布していることが指摘されている。申請者による現地調査の結果でも、式(文節全体が担う声調的要素)の対立をもつ多型アクセントである尾鷲方言・九鬼方言・須賀利方言、式の対立をもたない多型アクセントである長島方言、型の対立の少ない古江方言と、前述の5方言に限っても非常に多様なアクセント体系をもつ方言がみられる結果となった。
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