研究課題/領域番号 |
16H06789
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳計測科学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
大良 宏樹 東京工業大学, 情報理工学院, 助教 (80612069)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 遂行エラー / 脳波 / 遂行機能 / BCI / エラー行動 / 誤り / BMI |
研究成果の概要 |
エラー行動を予知することができれば、ヒューマンエラーに起因する様々な事故を防ぐことができる。しかしこれまでのエラー行動検出手法は事後的なものにとどまっていた。そこで本研究では、申請者が発見したエラー行動に関与する脳活動を検出する手法を活用することによって、エラー行動を事前に予知する手法を研究開発した。結果、単一試行の脳波信号でエラー行動を予知することができることを示唆した。さらに当初予期していなかった成果として、バーチャルリアリティ環境での自己身体認知について、新たな錯覚を発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳波信号からエラー行動を事前に予知することに成功した。このことは、将来ヒューマンエラーに起因する様々な事故などを防ぐことにつながることが期待される。また、当初予期していなかった成果として、バーチャルリアリティ(VR)環境において自己の身体についての情報を脳内でどのように処理しているかについて、新たな錯覚を発見した。この知見を応用することによって、VR環境での高い学習効果を支える要素であると考えられる「臨場感」を操作する新たな手法の開発が期待される。
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