研究課題/領域番号 |
16H06820
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
近藤 龍彰 富山大学, 人間発達科学部, 講師 (50780970)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 感情理解 / 幼児期 / 「わからない」反応 / 表情 / 会話 / 感情推測 / 他者理解 |
研究成果の概要 |
本研究は,幼児期の子どもを対象に,「他者の感情はわからない」ことがわかる発達的変化を検討した。その際,(1)状況からの推測,(2)表情からの推測,(3)日常会話,に着目した。(1)について,5歳ごろより,ある状況では他者の感情は「わからない」という回答を行うこと,(2)について,表情を理解する際は「わからない」という回答が少なくなること,(3)について,子どもがやりとりを行う相手が時期と年齢によって違うので,誰との会話に着目するのかが重要であること,がそれぞれ明らかとなった。これらの知見は,「他者の感情がわからない」認識は推論の手がかりにより異なる発達プロセスを経ることを示唆している。
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