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ホウ素の配位数変化を鍵とする反応活性種制御法の開発と新規反応開発への展開

研究課題

研究課題/領域番号 16H06862
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 有機化学
研究機関名古屋大学

研究代表者

荒巻 吉孝  名古屋大学, 工学研究科, 助教 (70779678)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードラジカル / ホウ素 / 一電子移動 / ルイス酸 / ルイス塩基 / 光触媒 / 有機化学 / ラジカル触媒 / 触媒活性制御 / チイルラジカル / 置換基効果 / ルイス酸・塩基複合体
研究成果の概要

配位数変化に伴うホウ素の置換基効果の転換を実証するため、ホウ素置換基を有するラジカルおよびその前駆体を合成し、その検証を行った。その結果、ルイス酸とルイス塩基間で一電子移動反応が進行し、ラジカルイオン対を形成することを発見した。当初の計画に光照射という条件が加わったものの、この成果はルイス塩基の添加によりホウ素ラジカルの発生を制御することができたと言える。この成果により、限定的な例しかなかったルイス酸・塩基間の一電子移動反応に対しての構造的制約が一気に取り払われ、この分野の研究が一気に加速する可能性を開くことが出来た。実際に我々はその一例として、ボランの光触媒としての新たな機能を見出した。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 光照射下でのラジカルイオンペアの形成と触媒的結合形成反応への展開2017

    • 著者名/発表者名
      今泉 直樹、荒巻 吉孝、大井 貴史
    • 学会等名
      日本化学会第98春季年会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2016-09-02   更新日: 2019-03-29  

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