研究課題/領域番号 |
16H06870
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
今井 健史 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (20778295)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 胎児脳 / 炎症 / ミクログリア / アストロサイト / 胎児 / マイクログリア / 脳障害 / 分子状水素 / 神経細胞 / オリゴデンドロサイト / 自閉症スペクトラム |
研究成果の概要 |
本研究に用いた母性免疫活性化(MIA)モデルマウスについて我々はすでに経母体的分子状水素(H2)投与が胎児期の脳酸化ストレス障害および神経炎症を減弱させることを実証している。本研究ではH2投与による児の長期予後改善効果を検討すべく、生後3-4週齢で行動実験を、5週齢でアストロサイト活性、ニューロンおよびオリゴデンドロサイト数を解析した。MIAモデルマウス出生仔では扁桃体および皮質でニューロンおよびオリゴデンドロサイトが減少、アストロサイトの活性化、短期記憶および社会性の障害を認めた。 H2はこれら異常に対して減弱効果を示した。H2投与が神経保護効果を発揮し長期予後改善に貢献することを示した。
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