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障害肝細胞から分泌されるヘパトソームはアルコール性肝炎の病態進行に寄与する

研究課題

研究課題/領域番号 16H06872
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関三重大学

研究代表者

江口 暁子  三重大学, 医学系研究科, 特任助教(研究担当) (00598980)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード肝臓 / 細胞外小胞 / 消化器 / 細胞間伝達 / 細胞・組織
研究成果の概要

アルコール肝炎マウスモデルを使った実験により、アルコール摂取により障害を受けた肝細胞は小さな粒子を放出すること、さらにこの粒子は障害肝細胞の細胞成分を含有していることが分かった。この粒子の生物活性を調べるために、マウスの肝内マクロファージを分離し粒子を添加したところ、粒子はマクロファージに取り込まれ、さらにマクロファージが活性化(炎症に寄与)することが分かった。この結果は、障害肝細胞由来の粒子が「細胞間伝達物質」としてアルコール性肝障害の病態進行に寄与していることを意味している。将来的には、粒子成分を阻害することでマクロファージ活性を阻止する治療法の開発を行う予定である。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Hepatocyte-derived EVs (extracecullar vesicles) in alcoholic steatohepatitis contain specific microRNA barcode and modulate macrophage phenotype2017

    • 著者名/発表者名
      Akiko Eguchi, Yoshiyuki Takei, Hidekazu Tsukamoto and Ariel E. Feldstein
    • 学会等名
      Asia-Pacific Society for Alcohol and Addiction Research
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-09-02   更新日: 2019-03-29  

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