研究課題/領域番号 |
16H06888
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
権 正行 京都大学, 工学研究科, 助教 (90776618)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ホウ素 / アゾベンゼン / 縮環構造 / 柔軟性 / 電子受容性 / 凝集誘起型発光 / 共重合 / 近赤外発光 / 高分子合成 / 高分子材料 / 共役系高分子 / 光物性 |
研究成果の概要 |
縮環型アゾベンゼンホウ素錯体を新たに合成し、窒素-窒素二重結合を主鎖に含む共役系高分子が近赤外領域における高効率発光を示すことを明らかにした。加えて、縮環型アゾベンゼンホウ素錯体は非常に強い電子受容体として働き、この性質が窒素-窒素二重結合およびホウ素配位に由来することを明らかにした。電子供与性の共役ユニットと共重合体を形成することで強力なドナー・アクセプター高分子として機能するとともに、高分子化による共役系の拡張が高効率な近赤外発光へと結びつくことが分かった。得られた高分子は良好な成膜性を有し、薄膜状態においても近赤外発光特性を示すことが分かり、発光性高分子デバイスへの応用も期待できる。
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