研究課題/領域番号 |
16H06889
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
栗山 怜子 京都大学, 工学研究科, 助教 (70781780)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 熱工学 / 光レオロジー流体 / ミセル水溶液 / 粘弾性 / 光制御 / 熱伝達率 / 圧力損失 / 流動構造 / 粘弾性測定 / 伝熱特性 / 光照射 |
研究成果の概要 |
小型熱交換機器類をはじめとする微小流動場における時空間的かつ能動的な熱流動制御の実現に向けて,光刺激によって粘弾特性が変化する光レオロジー流体を伝熱媒体とした新たな制御手法の検討を行った.Azo化合物と界面活性剤を混合した紐状ミセル水溶液を作製し,粘弾性測定ならびに熱伝達率・圧力損失測定を実施した結果,光の波長や照射時間に応じて各特性が可逆的に変化することを確認した.更に染料による流脈線の可視化やPIV測定を行い,光照射条件に応じて二次渦の発生頻度や流れ場の非定常性が変化することを明らかにした.以上より,伝熱媒体の粘弾性を光制御することによる能動的な伝熱・流動制御の可能性を示すことができた.
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