研究課題/領域番号 |
16H06895
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 聡一 京都大学, 生存圏研究所, 研究員 (50730321)
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研究協力者 |
金山 公三 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (60356798)
梅村 研二 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (70378909)
三木 恒久 産業技術総合研究所, 主任研究員 (20415748)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 含浸 / 水分通導 / 閉鎖壁孔 / 水撃 / キャビテーション / 森林工学 / 農林水産物 / 材料加工・処理 |
研究成果の概要 |
木材の液体含浸では、通導阻害部(主に閉鎖壁孔)による液体浸透性の低下が課題である。そこで水撃作用の応用により通導阻害部を貫通させる方法を考えた。具体的には、木材外部の液体を急速に加圧した場合、浸透液体の先端部(通導阻害部)では水撃による圧力振動が生じ、液圧の急上昇による衝撃力とその後の急低下によるキャビテーションの作用で、通導阻害部の貫通が期待された。本研究の目的は、水撃が木材への液体注入量に及ぼす影響を調べることだった。試作装置による一連の検討から、水撃の発生は確認されたが、水撃の液体注入量への影響はほとんどみられなかった。理論解析から、試作装置の水撃の強さが不十分であることが示唆された。
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