研究課題/領域番号 |
16H06906
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西谷 江平 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (70782407)
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研究協力者 |
富澤 琢也
森田 有吾
斉藤 元央
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | バイオフィルム / 骨髄炎 / インプラント / 化学療法 / 黄色ブドウ球菌 / 外科 / 感染症 / インプラント感染 / 整形外科学 |
研究成果の概要 |
抗菌薬を用いた整形外科バイオフィルム感染の抑制の研究を行った。黄色ブドウ球菌脛骨インプラント感染モデルを使用した。術前からの投与ではバンコマイシン、ゲンタマイシンによりバイオフィルム形成の抑制が見られたが、セファゾリンの抑制効果は弱かった。抗菌薬によりバイオリルム形成予防効果に差があることがわかった。術翌日からの投与でセファゾリンではバイオフィルム形成抑制がほとんどできなかった。バンコマイシン、ゲンタマイシンではある程度の抑制効果を認めた。術後14日目からの投与では何の薬剤も抑制効果は認めなかった。以上のことからバイオフィルム感染の単剤での治療は難しく多剤併用の検討を行う必要が示唆された。
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