研究課題/領域番号 |
16H06922
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 立命館大学 (2017) 大阪大学 (2016) |
研究代表者 |
山本 一 立命館大学, 文学部, 任期制講師 (00748973)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 縉紳全書 / 官僚名簿 / 人事制度 / 督撫 / 海外利用 / 清代官僚人事制度 / 明治政府 / ケレイブ・クッシング / 東洋史 / 官僚制度 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、縉紳全書と呼ばれる清代中国の官僚名簿に関して、その内容から官僚人事の規定と実態の差異を描出し、さらに海外でどのように利用されていたのかを明らかにするものである。 この研究を通じて、省レベルの大官が下級地方官僚の人事を行う際、自身の権限がより広がるよう柔軟に人事の請願を行っていたことを、数量データで示すことができた。また海外での利用について、日本には徳川吉宗の文教政策によって移入された可能性が高く、明治時代においては陸軍省・海軍省が組織的に入手し、諜報活動に利用していたことが判明した。さらにアメリカについては、大使などが清朝の諸情報を得るために入手していたことが判明した。
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