研究課題/領域番号 |
16H06946
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
菅原 庸 大阪大学, 微生物病研究所, 特任助教(常勤) (70452464)
|
研究協力者 |
萩谷 英大
|
研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | カルバペネム耐性 / 腸内細菌科細菌 / プラスミド / 薬剤耐性菌 / カルバペネム / 細菌 / 抗生物質 / ゲノム / 感染症 |
研究成果の概要 |
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)は、使用可能なほぼ全ての抗菌薬に対して耐性をもち、その蔓延が世界で大きな問題となっている。本研究ではタイおよびミャンマーにおいて優勢なカルバペネム耐性菌株の性状を明らかにすることを目的とした。これらの地域で採集されたCRE株においては、カルバペネム耐性を付与する遺伝子の一つであるNDM遺伝子が蔓延しており、おもにミャンマー由来株の解析の結果、NDM遺伝子を搭載する2つのタイプのプラスミドが優勢であった。これら2つのプラスミドは異なる伝播パターンを示し、それに関連して薬剤耐性やプラスミドの伝達性において異なる特徴を持つことを明らかにした。
|