研究課題
研究活動スタート支援
制御性T細胞(Treg)の免疫抑制機能を制御する新規長鎖非翻訳RNA(LncRNA)の同定およびその機能解明を目的として、Tregで高発現し、かつFoxp3と結合するLncRNAを次世代シークエンサーにより網羅的に解析した。その結果、37個の新規LncRNAsをTreg特異的な機能性LncRNAの候補因子として同定した。さらに、アンチセンスオリゴを用いたノックダウン実験によりTreg関連遺伝子の発現を制御するLncRNAを見出した。また、胸腺におけるTreg発生の必須因子であるSatb1の結合因子として転写因子Xを新たに同定し、Satb1と転写因子Xの結合にはRNAが必要であることを見出した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
Cell Reports
巻: 21 号: 1 ページ: 195-207
10.1016/j.celrep.2017.09.021