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PLAP-1を介した肥満病態と歯周病との関連機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16H06963
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関大阪大学

研究代表者

阪下 裕美  大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (90779092)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2017年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードPLAP-1 / 脂肪分化 / 肥満 / 歯学 / 糖尿病
研究実績の概要

本研究課題ではPLAP-1の脂肪分化及び肥満病態への関与、歯周病の発症・進行への影響について細胞レベル、分子レベルで検討を行っている。平成28年度の研究成果について以下に報告する。
まず、siRNA (small interfering RNA)を用いて脂肪前駆細胞である3T3-L1細胞のPLAP-1を ノックダウンし、脂肪分化誘導を行った結果、脂肪分化関連遺伝子であるAdiponectin及びFabp4の発現が低く、脂肪滴の形成も低下することが明らかとなった。また、PLAP-1アデノウイルスを3T3-L1細胞に感染させることで作製したコンディションメディウム存在下にて3T3-L1細胞の脂肪分化誘導を行った結果、Adiponectin及びFabp4の発現は高く、脂肪滴の形成も上昇した。これらの結果より、3T3-L1細胞においてPLAP-1が脂肪分化を促進することが明らかとなった。
次に、 野生型(WT)及びPLAP-1ノックアウト(PLAP-1 KO)マウスの脂肪由来脂肪前駆細胞における細胞外基質たんぱく(ECM)の発現をReal-time PCR法により比較した結果、ECMの発現がPLAP-1 KOマウスで低いことが明らかとなった。この結果より、PLAP-1 KOマウスの脂肪組織において繊維化が抑制されていることが明らかとなった。
さらに、トリグリセリドを脂肪滴として脂肪細胞に取り込むLipoprotein lipase(LPL)活性をWT及びPLAP-1 KOマウスの脂肪組織及び血清において検討した結果、差は認められなかった。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] PLAP-1による脂肪分化調節機構の解明2016

    • 著者名/発表者名
      阪下裕美
    • 学会等名
      第59回秋季日本歯周病学会学術大会
    • 発表場所
      朱鷺メッセ (新潟県新潟市)
    • 年月日
      2016-10-07
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-09-02   更新日: 2018-01-16  

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