研究課題
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ビスフォスフォネート系製剤(BP)に起因する顎骨壊死(BRONJ)は難治性でありその病態、治療法は未だ解明されていない。病因として免疫系の異常を疑い、正常マウスとBRONJモデルマウスに対し、大腿骨、胸腺、脾臓、末梢血での免疫細胞の動態解析と末梢血血清の生化学的解析を行い比較検討した。その結果、BRONJモデルマウスではγδT細胞などのTリンパ球の分画の一部に変動に伴う各種変化が認められ、BP投与により顎骨内が免疫抑制状態を呈している可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
Journal of Dental Science
巻: 12 号: 4 ページ: 333-339
10.1016/j.jds.2017.03.007