研究課題/領域番号 |
16H06994
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
井手口 英隆 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (80779421)
|
研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 歯周病 / 分子標的薬 / ドラッグデリバリーシステム / HighMobilityGroupBox 1 / 分子イメージング / 歯周炎 / HighMobilityGroupBox1 / ナノDDS / 抗炎症作用 / HMGB1 / 歯周病治療薬 / 歯学 / 歯周病治療 / 炎症性疾患 |
研究成果の概要 |
我々は,全身の炎症性疾患において注目されているHMGB1が,歯周炎の遷延化にも関与していることを明らかにした。本研究では,生体への安全性を担保することができるナノDDSを応用して,抗HMGB1中和抗体の新規歯周炎治療薬としての応用を目指した基礎的研究を行った。まず初めに,抗HMGB1中和抗体が歯周炎の進行を抑制し,K1糖鎖(炎症部位指向性)結合リポソームが歯周炎組織へ集積することを確認した。そして,抗HMGB1抗体内包K1糖鎖結合リポソームを作製した。 HMGB1中和抗体内包K1糖鎖リポソームが,同濃度のHMGB1中和抗体の単体投与と比較して,より効果的に抗炎症効果を発揮することを明らかにした。
|