研究課題/領域番号 |
16H06996
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大野 正貴 広島大学, 環境安全センター, 助教 (40781216)
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研究協力者 |
奥田 哲士 龍谷大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 逆浸透膜 / ファウリング制御 / 次亜塩素酸 / ナノバブル / バイオファウリング / 次亜塩素酸ナトリウム / 環境保全 / 排水処理技術 / 洗浄技術 |
研究成果の概要 |
本研究では、逆浸透(RO)膜における生物膜と無機粒子による複合ファウリングの制御のため、次亜塩素酸(以下、塩素)とナノバブルを併用した新しい洗浄方法を検討した。1 μm以下の気泡径を持つナノバブルは生物膜や粒子の間隙に侵入でき、同時に塩素洗浄することにより剥離性を向上させることが期待される。生物膜と粒子による複合ファウリングの制御において塩素+ナノバブル洗浄の洗浄効果は塩素洗浄より2倍高かった。塩素+ナノバブル洗浄は複合ファウラントをその浮上性の向上を伴って剥離させた。さらに、複合ファウラントの密度がファウリング制御に影響することが明らかとなった。
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