研究課題/領域番号 |
16H07038
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
安永 和央 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (80777665)
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研究協力者 |
野口 裕之 名古屋大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 国語テスト / 記述式問題 / 字数制限 / 大学入試 / 項目分析 / 回答欄 / 得点率 / 記述式テスト / テスト設計・開発 / 出題方法 / 評価方法 / 個別選抜試験 / 国語読解テスト / 構造的性質 |
研究成果の概要 |
本研究は,高校2年生303名を対象に,国語の大学入試問題を用いて,記述式問題における字数制限が受検者の回答にどのような影響を及ぼすかを検討した。設問1では,A:50字以内で説明せよ,B:字数制限なし,設問2では,A:70字以内で説明せよ,B:字数制限なしの設問(回答欄)を設定した。その結果,設問1では,字数制限のない条件の方が,正答に必要な2つの内容を回答している受検者が多かった。また,設問2の得点率は,字数制限のない条件の方が高かった。以上より,字数制限の有無が受検者の回答に影響を及ぼす可能性が示された。
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