研究課題/領域番号 |
16H07041
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学基礎
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研究機関 | 大阪大学 (2017) 九州大学 (2016) |
研究代表者 |
角田 謙吉 大阪大学, 理学研究科, 助教 (10783938)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 確率論 / 流体力学極限 / 大偏差原理 / スケール極限 / 粒子系 / 大規模相互作用系 / 非平衡定常状態 / 解析学 / 反応拡散方程式 |
研究成果の概要 |
流体力学極限に対する大偏差原理を用いて、非平衡定常状態について研究を行った。具体的には、粒子の生成と消滅を伴う排他過程の定常状態に対して大偏差原理を示すことにより、粒子系の定常状態を解析することを目的にした。結果として、粒子数密度のスケール極限に対応する大偏差原理を示した。またこれを用いて定常状態に対して大偏差原理を示すことに成功した。大偏差原理による帰結として、定常状態に対する大数の法則も得ることが出来た。
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