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咬合荷重下のインプラント周囲骨細胞におけるメカノレスポンスの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16H07060
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

冨田 陽子  九州大学, 大学病院, 医員 (60778869)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード骨細胞 / インプラント周囲骨 / 三次元培養 / メカニカルストレス / 歯学 / インプラント / メカノレスポンス
研究実績の概要

口腔インプラント治療の最大の目的は、咬合、咀嚼の機能回復であり、インプラント周囲骨が咬合力というメカニカルストレスに適正に応答することが求められる。インプラント体は骨に結合しており、咬合力が直接骨に伝達される。そこで、骨において機械的刺激を生物学的刺激に変換するメカノセンサーである骨細胞に着目し、骨細胞によるターゲットリモデリングがインプラント周囲骨代謝を担うと仮定した。
動物実験においては、ラット顎骨インプラント埋入モデルを確立した。ラット顎骨に純チタン製のスクリュータイプインプラントを埋入し、4週間の治癒期間後に、非荷重群、荷重群、過荷重群の3群を設定した。荷重を負荷すると、インプラント周囲骨におけるアポトーシスを起こした骨細胞の増加、TRAP陽性細胞の増加を認めた。また、骨細胞間の連絡機構であるconnexin43の発現が上昇し、骨芽細胞抑制性に働くsclerostinの発現が増加した。これらよりインプラント周囲骨においては、咬合力により骨代謝が活性化していることが示唆された。
また、培養実験においては、骨細胞様細胞株の三次元ゲル包埋培養を用いて骨細胞間の三次元ネットワーク構造を再現し、インプラントスレッド形態を模したチタンプレートにて反復刺激を負荷した。刺激を負荷するとRANKL、connexin43の発現を認め、動物実験の結果が裏付けられた。また、アポトーシスした骨細胞が刺激により増加しており、骨細胞によるターゲットリモデリングが関与している可能性が示された。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] インプラント周囲骨代謝と骨細胞の力学応答の関連2016

    • 著者名/発表者名
      冨田陽子, 森山泰子, 鮎川保則, 古谷野潔.
    • 学会等名
      第46回日本口腔インプラント学会学術大会
    • 発表場所
      名古屋国際会議場
    • 年月日
      2016-09-18
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-09-02   更新日: 2018-01-16  

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