研究課題/領域番号 |
16H07064
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 のり子 (古賀のり子 / 古賀 のり子) 九州大学, 大学病院, 学術研究員 (40778734)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 炭酸アパタイト / 人工骨補填材 / リン酸水素カルシウム / 炭酸アパタイト骨置換材 / 骨伝導性 |
研究成果の概要 |
DCPD被覆炭酸アパタイトブロック体の調整と、DCPDの被覆量の最適化、及び生体内での有用性を確認するため、埋入実験を行った。炭酸アパタイト顆粒に酸性リン酸溶液を滴下することにより、十分な強度、高い気孔率を有し、骨伝導が起こる際に細胞侵入しやすいと思われる連通多孔形態を有するDCPD被覆炭酸アパタイトを調整することができた。 得られたDCPD被覆炭酸アパタイト人工骨補填材をラビット脛骨に埋入し生体内での反応を検討した所、埋入後12週においてほとんど全ての材料が吸収され、生体骨に置換されていた。炭酸アパタイトのみと比較すると、明らかにDCPDを被覆した場合の方が良好な生体内吸収性を認めた。
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