研究課題/領域番号 |
16H07073
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 (2017) 長崎大学 (2016) |
研究代表者 |
俵 祐一 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 准教授 (80781971)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 呼気筋トレーニング / 摂食嚥下障害 / 肺炎 / 咽頭喉頭部 / 内視鏡検査 / 嚥下障害 / 形態学的検討 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
咳嗽力を強化する呼気筋トレーニング(EMT)は、嚥下機能改善にも関係することが報告されている。今回肺炎の既往がある嚥下障害患者に対し、嚥下機能の改善が得られるかを内視鏡による咽頭喉頭部の形態的評価も含めて検討した。対象者をEMT実施の有無で2群に分け(各6例)、4週間介入した。介入前後で肺機能検査、呼吸筋力検査、咳嗽時最大流量(CPF)および内視鏡検査も含めた嚥下機能検査を調査した。EMT実施群で最大呼気圧、一秒量、CPFで有意な改善を認め、咽頭部の形態的変化も実施群でEMT実施時の横径および縦径に有意な向上を認めた。EMTによる咽頭筋群の収縮力向上が嚥下機能に影響する可能性が示唆された。
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