研究課題
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Cyclophosphamide (CY)投与によりマウス血漿中のacrolein濃度は上昇した。N-acetylcysteineはaldehyde dehydrogenase 1 (ALDH1)活性を上げ、ALDH1活性が高い条件下ではCYは毒性の低いcarboxyethylphosphoramide mustardへと代謝され、マウスの心臓及び肝臓における空胞変性や好酸性化は抑制された。以上の結果はCY投与後のacrolein濃度と、その産生に関与するALDH1活性がCY心毒性の誘導に大きく関与していることを示唆しており、これらはCY心筋障害を予防する上で重要な標的となり得る。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
BMC Res Notes.
巻: 14 号: 1 ページ: 406-406
10.1186/s13104-017-2726-2