研究課題/領域番号 |
16H07112
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
田口 麻奈 都留文科大学, 文学部, 講師 (80748707)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 日本戦後詩 / 「荒地」グループ / 鮎川信夫 / 公共性・公共哲学 / 詩の展覧会 / 1950年代の文化運動 / 原稿・草稿研究 / 戦後詩の翻訳 / 姫路の戦後詩 / 広島の戦後詩 / 詩誌「囲繞地」 / 詩歌原稿展 / 日本戦後詩の翻訳 / 日本戦後詩の海外受容 / 詩劇 / 詩と都市論 / 国文学 / 近・現代詩 / 戦後詩 / 戦後思想 / 公共性 / 1950年代 / 戦後詩誌 / 戦後の広島詩壇 / 呉市の文化活動 |
研究成果の概要 |
本研究においては、 ①1950年代に発行された希少な同人誌約750冊を整理して公的機関(日本近代文学館)に寄贈し、公共化した。②鮎川信夫が、広島の詩人たちと創刊した詩誌『囲繞地』について、創刊の経緯や詩史的な意義を明らかにした。③「反戦平和のための詩歌原稿展」や「原爆展」(1950年代に姫路の詩人たちが主宰した重要な文化運動)の展示資料について整理・検証を行った。④「荒地」や鮎川信夫の詩を世界文学として読み直すため、海外の戦後詩研究者と国際研究集会を実施した。 以上により、『荒地』を中心として、日本戦後詩がいかに現代にも通ずる公共的な議論に参加していたたかを具体的な資料に基づいて明らかにした。
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