研究課題/領域番号 |
16H07124
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
山本 真由子 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 講師 (00784901)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 和歌序 / 歌合日記 / 源順 / 源道済 / 大堰川 / 前栽歌合 / 野宮 / 河原院 / 定数歌 / 国文学 / 遣水 / 平安朝文学 / 歌会日記 |
研究成果の概要 |
本研究は、平安朝の和歌制作の状況を文章で記した作品である、序と記とを対象とした。序と記とは、文体が異なり、共に漢文と仮名文の作品が残っている。 本研究では、まず、序と記および、それらと同時に作られた和歌を収集、整理した。続いて、序と記とを、漢文学と和文学双方の表現をふまえて解釈した。また、解釈に基づいて、宴集の開催年次や趣向について、従来の説に再考を促した。さらに、個々の作者や、歌人グループが制作した序について、その表現の特質と和歌史における意義とを検討した。以上の考察により、本研究は、平安朝文学における序と記の意義の一端を解明し、和歌制作の状況をより実態に即して明らかにした。
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