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レジリエンスを踏まえた高校生の怒りに対するアンガーコーピング発生メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16H07136
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 地域看護学
研究機関岡山県立大学

研究代表者

石田 実知子  岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (10776008)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード怒り / 暴力行動 / レジリエンス / 高校生 / 思春期
研究実績の概要

高校生を対象に、レジリエンスを踏まえた怒りに対するアンガーコーピングの発生メカニズムについて実証的に解明することを目的とした。
2年間の縦断調査を実施し、レジリエンスと怒りに対する対処行動における因果の方向性おいてレジリエンスは、ストレスを認知した後、対処行動の下位概念である援護要請に影響を及ぼすことが明らかとなった。さらにその結果を基礎に、怒りに対するアンガーコーピングの発生メカニズムの因果モデルを構築し、横断調査を行った。その結果、レジリエンスは、アンガーコーピング内の援護要請に影響を与え、精神的健康を高めること、対人ストレスが高いほどレジリエンスが低下すること、女性は援護要請を高めることが実証的に解明された。さらに、環境(教師サポート)が心理ストレスモデルに及ぼす影響において教師サポートは、アンガーコーピング内の援護要請に影響を与え、精神的健康を高めることが示唆された。
以上の研究結果から高校生の暴力行動予防に向け、レジリンス向上に焦点を当てた認知的介入及び性別に配慮した介入や援護要請を高める介入が有用であると推察された。今後、本研究を発展させ、高校3年間通してのレジリエンス、怒りに対する対処行動等について網羅的に実態を明らかにすること、生徒同士によるピアサポートの現状等を明らかにすることを通して、高校生のレジリエンス促進に向けたストレングスベースの認知行動療法を取り入れた「感情統制教育プログラム」の開発を行う予定である。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2017 2016

すべて 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 高校生のレジリエンスと怒りに対する対処行動の因果の方向性の検討2017

    • 著者名/発表者名
      石田実知子、國方弘子
    • 学会等名
      日本看護研究学会中国・四国地方会
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター
    • 年月日
      2017-03-19
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 高校生のレジリエンスを媒介した対人ストレス・怒りに対する対処行動及び精神的健康の関連2017

    • 著者名/発表者名
      石田実知子、國方弘子
    • 学会等名
      日本看護研究学会中国・四国地方会
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター
    • 年月日
      2017-03-19
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 高校生の自傷行為に対する教師サポートと対人ストレスの関連2017

    • 著者名/発表者名
      井村亘・渡邉真紀・佐野伸之・石田実知子
    • 学会等名
      第29回岡山県作業療法学会
    • 発表場所
      岡山大学病院
    • 年月日
      2017-03-18
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] he correlation between stress perception and self-harm with respect to the mental health of high school students2016

    • 著者名/発表者名
      Michiko Ishida, Hiroko Kunikata, Mieko Yamaguchi, Sakae Mikane, Ryousuke Dei, Kenichi Takai, Kazuo Nakajima
    • 学会等名
      The 4th CJK Nursing Conference
    • 発表場所
      北京国際会議場
    • 年月日
      2016-11-13
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-09-02   更新日: 2018-01-16  

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