研究課題/領域番号 |
16H07145
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
奥山 史亮 北海道科学大学, 高等教育支援センター, 講師 (10632218)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 宗教史学 / 宗教現象学 / ルーマニア / エリアーデ / ペッタッツォーニ / ルーマニア宗教学 / イタリア宗教史学派 / イタリア / イタリア宗教史学 |
研究成果の概要 |
本研究はルーマニアにおける宗教学の構築過程について、以下の事柄を明らかにした。①ルーマニアにおける宗教学の構築は、1920年代にミルチャ・エリアーデがイタリアの宗教研究を受容し、導入したことが契機となっている。②エリアーデは、R・ペッタッツォーニの宗教史学を受容しようとしたが、「祖型」「聖なるもの」をめぐり見解を違えるようになった。③エリアーデは、宗教体験を手掛かりに宗教の普遍的な形式を解明しようとするV・マッキオロの神秘主義研究も積極的に受容しようとした。マッキオロとの学的連関は、エリアーデが宗教現象学に受容する基盤となった可能性が想定される。
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