研究課題/領域番号 |
16H07156
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 敬愛大学 |
研究代表者 |
佐藤 邦政 敬愛大学, 国際学部, 講師 (50781100)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 知的自律性 / 応答責任 / 問答 / 認識的傷つきやすさ / 認識的行為者性 / 責任主義的徳認識論 / エリザベス・フリッカー / リンダ・ザグゼブスキ / 固定観念の解きほぐし / 知的自律性の育成 / 認識的多様性 / ヴァルネラビリティ / 知的探求 / 哲学 / 教育学 / 持続的関心 / 探求 / 英語教育 / 認識論 / 教育哲学 / 徳認識論 / 社会認識論 / 自律性 |
研究成果の概要 |
本研究では、知的自律性の本性と価値について認識論と教育哲学の観点から検討した。まず、社会から切り離された個人をベースに考える過去の知的自律性概念について、現代認識論を精査・整理しながら批判した。次に、知的自律性を個人相互の問答における応答責任の観点から捉え、行為者性を組み込む新たな責任主義的アプローチの可能性を提示した。次に、認識的他者関係の中での認知的自己の発達について、教育哲学的観点から検討した。具体的には、他者の批判や疑問に対する認識的傷つきやすさを明確にする一方、問答の一参加者として認められていくことで認知面での自律的自己形成が促されることを示唆した。
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