研究課題/領域番号 |
16H07158
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
身体教育学
|
研究機関 | 東京農工大学 (2017) 清和大学 (2016) |
研究代表者 |
福本 寛之 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (00779308)
|
研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 皮質脊髄路興奮性 / 皮質抑制性 / 二重課題法 / 経頭蓋磁気刺激法(TMS) / 運動誘発電位(MEP) / 長期運動経験 / 短期トレーニング / 二重課題 / 運動トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究では二重課題の遂行が皮質脊髄路に及ぼす影響ならびに運動トレーニングが二重課題遂行中の皮質脊髄路に及ぼす影響を,経頭蓋磁気刺激法(TMS)によって誘発される,MEPとCSPを指標として調べることを目的とした。長期的な運動トレーニングによって,一次運動野(M1)を含む脊髄上位レベルで可塑的変化が生じていること,大脳皮質ニューロンの興奮と抑制のバランスにも影響を与える可能性が示された。さらに短期間のトレーニングの影響として,二重課題遂行中に皮質脊髄路の興奮性が低下するという運動出力の干渉を克服するために皮質抑制性を減弱させる(脱抑制をさせている)ことが示唆された。
|