研究課題/領域番号 |
16H07172
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
西野 絢子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60645828)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | フランス文学 / 比較文学 / クローデル / メーテルランク / 新作能 / 日仏演劇交流 / 能楽 / 楽劇 / 日仏文化交流 / 日本伝統演劇 / フランス演劇 / 仏文学 |
研究成果の概要 |
本研究は能をめぐる国際交流の姿を、主に日本とフランス語圏との関係に注目して具体的に解明した。ベルギー象徴派劇詩人メーテルランクの作品を翻案した新作能、フランス象徴派劇詩人クローデルが能に触発されて創作したオラトリオから着想を得て創作された新作能、及びクローデル作品を能劇化した創作能を分析し、能という舞台芸術が持つ、言葉を超えた普遍性を浮き彫りにした。また、クローデルを介した能が異文化間で共有できる世界遺産となっていることが確認され、能をめぐる国際交流の中でのクローデルの重要性が明らかになった。
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