研究課題/領域番号 |
16H07173
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
木村 太一 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 助教 (10779771)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | マネジメント・コントロール / 信念の異質性 / LENフレームワーク / 楽観性 / 分析的会計研究 / 同質性 / エージェンシー理論 / 会計学 |
研究成果の概要 |
本研究では、数理的なマネジメント・コントロール研究で用いられるLENフレームワークにおいて、プリンシパル=エージェント間で経営環境に関する主観的信念が異なる場合に、最適なマネジメント・コントロールの設計にいかなる影響が及ぼされるかを検討した。本研究で用いたモデルでは、経営環境に関して、より良好な環境にあると信じている場合は楽観的、劣悪な環境にあると信じている場合は悲観的だと定義する。分析の結果、楽観的なエージェントと契約した方が、均衡でのインセンティブ・レートや努力水準が高くなる一方、エージェントが楽観的すぎる場合にはプリンシパルから契約が提示されなくなる条件が存在することが明らかとなった。
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