研究課題/領域番号 |
16H07191
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
白谷 望 上智大学, グローバル・スタディーズ研究科, 研究員 (40780119)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | モロッコ / ヨルダン / 君主制 / 議会 / 政党 / 選挙 / イスラーム主義 / 中東 / 北アフリカ / 王制 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、モロッコとヨルダンを事例として、「如何なるメカニズムでアラブ君主制が安定を維持しているのか」という問いを考察することである。その際、両国において「名目的」政権交代を可能とする選挙と議会制度に注目した。当初は、モロッコを事例とした研究で提示した「与党・野党のローテーション制」モデルを、ヨルダンとの比較から精緻化することを目指したが、ヨルダンの事例では同モデルの適用が困難なことが明らかとなった。そのため、モデルの修正を目指し、両国の議会政治において主要なアクターであるイスラーム主義政党に注目し、それらと体制との関係を「イスラームの政治的利用をめぐる相克」という視点から分析した。
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