研究課題/領域番号 |
16H07235
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
丸山 泰蔵 東京理科大学, 理工学部土木工学科, 助教 (90778177)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 弾性波 / 非線形超音波法 / 接触音響非線形性 / 分調波 / 境界要素法 / 調和バランス法 / シミュレーション工学 / 計算物理 / 高調波 |
研究成果の概要 |
構造物・機械の超音波を用いた非破壊検査手法の一つである非線形超音波法についての研究を実施した.非線形超音波法において,入射波の二分の一の周波数成分を含む受信波が得られる場合があり,その解析のための新たな数値シミュレーション手法を開発した.開発した手法を用い,き裂が部材に存在することによる共振特性の変化,及びき裂面の接触の相互作用に起因して,特定の条件下で局所的に複雑な共振現象が発生することを確認した.これは分数調波共振と呼ばれる現象であり,この現象によって入射波の二分の一の周波数成分を有する散乱波が発生し得ることがわかった.
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