研究課題/領域番号 |
16H07275
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
天田 悠 早稲田大学, 法学学術院, 助教 (90779670)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 刑法 / 医事刑法 / 患者の承諾 / 被害者の承諾 / 治療行為 / ドイツ法 / スイス法 / オーストリア法 |
研究成果の概要 |
本研究では、治療行為の刑法的評価の問題(治療行為論)において不足している理論的基盤を構築するために、特に「患者の承諾」に注目し、犯罪論一般の「被害者の承諾」と比較することで、その機能と限界を明らかにした。具体的には、ドイツ語圏刑法学の議論を比較法的に考察することで、治療行為論における2つの「承諾」、すなわち、犯罪論一般で論じられる「被害者の承諾」と、医療の個別問題としての「患者の承諾」の共通点・相違点、およびその解釈論的帰結をそれぞれ明らかにした。
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