研究課題/領域番号 |
16H07326
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
大石 晃弘 京都薬科大学, 薬学部, 助教 (70780089)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 味覚 / 抗がん剤 / 副作用 / 味覚障害 / 薬学 |
研究成果の概要 |
抗がん剤誘発性味覚障害の発現メカニズムは不明であり、それに基づく有効な治療法はない。本研究は、味覚障害が報告されているプロテアソーム阻害剤であるボルテゾミブの味覚障害発現プロファイルをを解明することを目的とした。ボルテゾミブ投与マウスを用いた行動学的試験により、ボルテゾミブは酸味感受性を増大させることが示された。それに対して酸味受容に関わる分子の一つであるPKD2L1のタンパク質レベルでの発現量の増大が関与することが示唆された。本研究成果は、抗がん剤誘発性味覚障害の病態解明に資するものであると考えられる。
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