研究課題/領域番号 |
16H07346
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
横山 恵理 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (70781425)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 尼門跡 / 源氏物語享受 / 曇華院 / 法華寺 / 絵巻 / なよ竹物語 / 七草絵巻 / 恋路ゆかしき大将 / 『恋路ゆかしき大将』 / 法輪寺 / 『七草絵巻』 / 『七草草紙』 / 近世天皇家 / なよ竹物語絵巻 / 近世源氏絵 / 国文学 |
研究成果の概要 |
尼門跡寺院伝来作品のうちから、『源氏物語』享受史のなかに位置づけられる作品を選び、そこに描かれる女性像の変容の分析を通して、尼門跡寺院における物語享受の実態や、その女性像に時代や社会がいかに反映したかについて検討した。 本研究では、尼門跡寺院伝来作品の制作に関与した可能性が高い近世天皇家の尼門跡に対する文芸活動の実態解明を目指した。また、尼僧自身が制作者あるいは書写者となった作品を取り上げ、『源氏物語』享受と仏教信仰の観点から、それぞれ分析した。尼門跡寺院伝来作品を、制作者・書写者・享受者それぞれの視点から捉え直し、尼門跡寺院における文芸活動の実態解明に努めた。
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