研究課題
研究活動スタート支援
オキサリプラチンによる肝類洞閉塞症候群(SOS)の病態形成における凝固線溶因子の関与を明らかにすることを目的とした。薬剤剤投与により肝臓でのPAI-1 発現の増加が見られ、TF 発現は低下した。PAI-1 発現増加と体重減少率には有意な負の相関が見られ、PAI-1増加の病態悪化への関与が示唆された。PAI-1欠損マウスを用いた実験では、肝臓での炎症性サイトカインや線維化マーカーの発現増加が軽微であった。TF欠損マウスを用いた実験では、体重減少や死亡率が高かった。以上より、肝臓の炎症・線維化亢進に加え、PAI-1発現増加等により惹起される血栓傾向が病態増悪に関与すると考えられた。
すべて 2018 2017 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
J Hepatol.
巻: 68 号: 4 ページ: 744-753
10.1016/j.jhep.2017.12.016
Endocrinology
巻: 159 号: 4 ページ: 1875-1885
10.1210/en.2018-00085
Calcified Tissue International
巻: - 号: 1 ページ: 24-34
10.1007/s00223-018-0387-3
J Cell Physiol.
巻: 233 号: 2 ページ: 1191-1201
10.1002/jcp.25986
J Innate Immun.
巻: 9 号: 2 ページ: 181-192
10.1159/000450853
Curr Transplant Rep.
巻: 4 号: 3 ページ: 184-192
10.1007/s40472-017-0156-7
BMC Musculoskelet Disord.
巻: 18 号: 1 ページ: 392-392
10.1186/s12891-017-1752-5
J Physiol Sci.
巻: - 号: 5 ページ: 609-616
10.1007/s12576-017-0566-4
40021645358
Frontiers in Haemophilia
巻: 4 ページ: 19-24
巻: 4 ページ: 17-22