研究課題/領域番号 |
16H07395
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 名古屋女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
伊藤 理絵 名古屋女子大学短期大学部, その他部局等, 講師 (70780568)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 笑い / 嘲笑 / 発達 / 感情理解 / 心の理論 / 接続期 / 道徳教育 / 高次の心の理論 / 実験系心理学 / 攻撃 / ユーモア / 嘲笑の理解 |
研究成果の概要 |
本研究では、幼児期から児童期にかけて子どもの嘲笑理解がいかに発達するか、笑いの不愉快さの理解課題を作成し、得られた結果を他者感情理解および高次の心の理論との関連から検討した。 年長児から小学1年生にあたる6歳から7歳にかけて、高次の心の理論の理解が進み、笑いの攻撃的な意図を読み取るようになる可能性が示唆された。また、失敗を笑われた後の感情について、「笑われて悲しくて泣く」ということだけでなく、悲しみ以外の感情を笑われたことに関連付けて予想するようになる傾向もみられた。これらの結果から、幼小接続期におけるの笑いの不愉快さの理解を踏まえ、「笑い」を用いた道徳教育について提案した。
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