研究課題/領域番号 |
16H07397
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 函館工業高等専門学校 |
研究代表者 |
須藤 絢 函館工業高等専門学校, 一般理数系, 准教授 (90780693)
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研究協力者 |
Chileya George The Curriculum Development Cenre Zambia Senior Curriculum Specialist-Mathematics
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メタファー / 正負の数 / 数直線 / 誤答例 / 数学教育協力 / 負の数 / 例え / 国際教育協力 / 数学教育 / 認知言語学 / 国際協力 |
研究成果の概要 |
アフリカ諸国の低い数学学力の背景に、「メタファー=例え」による概念形成が出来ていないという仮説のもと、メタファーが必要不可欠な単元の一つである正負の数とその加減を取り上げ調査を行った。その結果、正負の数の加減の習熟度が高い生徒であっても正負の数を他の事象に例えることが出来ないことや、計算技能の習熟度にかかわらず、数直線に頼って計算を行う傾向が強いことが明らかになった。これらから、正負の数の加減の低い習熟度の背景には、メタファーによる数学的概念形成があることが分かってきた。また、習熟度が低い学生は数直線を満足に描けないなど、数を直線上の点とみなすメタファーの解明が今後の課題として明らかになった。
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