研究課題/領域番号 |
16H07401
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 米子工業高等専門学校 |
研究代表者 |
辻本 桜介 (辻本桜介) 米子工業高等専門学校, その他部局等, 助教 (90780990)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 「と」 / 「とて」 / 「など」 / 引用助詞 / 「となし(無し)」 / 「となり」 / 古代語 / 中古語 / 「~となり」 / 「~となし」 / ナド / 副助詞 / コタフ / イラフ / ニソヘテ / 引用 / 「聞く」 / 「いらふ」 / 「こたふ」 / 「にそへて」 / 複合辞 |
研究成果の概要 |
本研究では、古代語の引用助詞「と」「とて」「など」の3種の持つ文法的な働きを記述した。まず、「と」が「無し」に係る構造、「と」に指定辞「なり」が後接する構造について分析し、さらに、「聞く」「いらふ」「答ふ」などの動詞と共起する場合の意味的な構造も明らかにした。また、「とて」については、従来の研究で同義とされてきた「と言ひて」「と思ひて」等との相違点を明らかにし、「など」については、共起する述部の語彙的な傾向を観察することによって、その意味的な機能を記述した。
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