研究課題/領域番号 |
16H07403
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 都城工業高等専門学校 (2017) 北九州工業高等専門学校 (2016) |
研究代表者 |
黒田 恭平 都城工業高等専門学校, 物質工学科, 助教 (50783213)
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研究協力者 |
山田 真義 鹿児島工業高等専門学校, 都市環境デザイン工学科, 准教授 (80469593)
成廣 隆 産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (20421844)
延 優 産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 研究員 (40805644)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 嫌気性廃水処理 / グラニュール汚泥 / バルキング現象 / 環境ゲノム解析 / FISH法 / メタン発酵促進 / 16S rRNA遺伝子解析 / メタゲノム解析 / 嫌気性廃水処理法 / 芳香族化合物含有廃水 / バルキング / オミクス / メタボローム解析 |
研究成果の概要 |
フェノール模擬廃水を処理する中温嫌気性廃水処理反応槽内でグラニュール汚泥が肥大化・浮上した現象の解明とその診断技術の開発を試みた。環境ゲノム解析の結果、嫌気的フェノール分解に重要な微生物群の存在割合が著しく減少していることを確認した。また、元々優占していた未知アーキアの系統分類群の存在割合がバルキング現象発生時に著しく減少した。機能解析により、本アーキアは増殖に必要な栄養を他の微生物から獲得するアーキアであることが示唆され た。天然鉱物である緑色凝灰岩を用いてバルキング抑制に向けた新規メタン発酵技術の開発を試みた結果、緑色凝灰岩添加によりメタン発酵を促進できることが示唆された。
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