研究課題/領域番号 |
16H07415
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
荻原 正博 国立天文台, 理論研究部, 特任助教 (90781980)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | N体計算 / 原始惑星系円盤 / スーパーアース / 惑星起源・進化 / 理論天文学 / 惑星形成 / 円盤進化計算 / タイプI移動 / 大気量進化計算 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、最新の理論研究の進展を組み込んだ原始惑星系円盤構造・進化計算、大気構造・進化計算、惑星形成N体計算を行うことで、惑星形成過程の理解を深めることを目的とした。具体的な問題として、円盤風駆動降着流に代表される円盤の降着流がタイプI軌道移動に及ぼす影響の解明、円盤風の影響下で進化する円盤中での惑星形成計算による太陽系地球型惑星の起源モデルの提示やスーパーアース系の形成起源の解明などに取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、円盤進化計算や大気量進化計算といった最新の数値計算を惑星集積N体計算に導入して惑星形成過程を調べるという点に重要な学術的意義がある。特に、円盤風の効果を考慮した最新の原始惑星系円盤進化計算を惑星集積N体計算に組み込んだ研究例はこれまでに無く、本研究によって初めて調べられたものである。この数値計算の結果として、これまでの計算では不可能であった観測されたスーパーアース系の特徴の再現に成功していることからも、本研究の重要性を読み取ることができる。
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