研究課題
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多電子移動反応を効率的に促進する触媒を開発する上で、生体内酵素が有する2つの要素(多核構造・電子やプロトンの柔軟な移動能)が重要だと考えた。そこで本研究では、解離性プロトンを有する5核錯体について研究を行い、次の2つの重要な成果を得た。(1)鉄5核錯体に解離性プロトンを導入したことによって水の酸化反応に必要な過電圧を低下させることに成功した。また、(2)多核金属錯体に内包されたプロトンに関して速度論的な反応性を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
Chemical Communications
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