研究課題/領域番号 |
16H07428
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 追手門学院大学 (2017) 国立民族学博物館 (2016) |
研究代表者 |
中川 加奈子 追手門学院大学, 社会学部, 准教授 (80782002)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 南アジア / 食文化 / 都市 / 社会関係 / 肉食文化 / グローバル化 / カースト / ハラール / 都市社会 / ネットワーク / 食と社会変容 / 南アジアの都市社会 / グローバル市場 / 食のグローバル化 / 食が紡ぐ社会関係 / 食肉市場 / 南アジア都市 / 価値の再編 |
研究成果の概要 |
本研究では、グローバル市場への包摂が進む南アジア都市社会において、従来カーストや民族、及び宗教に規定されると見なされがちであった食肉をめぐる社会関係を文化人類学的に再考することを目的とした。研究方法として、ネパールでカーストに基づく役割として水牛の食肉を扱う「カドギ」の人びとを中心に、南アジアの広い地域で牛、ヤギや鶏の食肉を扱うムスリム、豚や牛の食肉を扱うチベット系民族、そして日本のネパール料理店での社会調査に基き、近年のグローバル市場経済への包摂を背景とした食肉業従事者のカースト間、民族間、宗教間における日常的な交渉のあり方を、経済領域と文化領域を横断しながら民族誌的に描き出した。
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